前回の記事でメディアミックスという単語を使った流れで、
某企業の広報室に在籍していた際、読んだ本をご紹介。
「トリプルメディアマーケティング ソーシャルメディア、自社メディア、広告の連携戦略」
横山隆治 著 /2010年発刊
この書籍で評価すべきところは、なんといっても分かりにくい業界用語を可視化し、
分かりやすく図式化している事にある。
企業の体質として、なかなか専門用語が公用語として使われず、
噛み砕き、誰でもわかる言葉でやりとりされる。
それでも分かりにくい言葉は可視化し、図やイラストなどにする。
↑分かりやすい
たまたま手に取ったこの書籍には、図式化する際のポイントがたくさん詰まっており、
どのような考え方をして、どのような説明をすれば良いのか、大変分かりやすかった。
そもそもの、「メディアミックス」と言えば、
いまやマーケティングでははずせないSNS(twitter・Facebook)との連携を
事例とともに綴っている。
今の時代は、消費者の力がとても強い。
広告代理店がいくら頑張っても、消費者のクチコミ一つが
メーカーのブランドを左右するといっても過言ではない。
消費者とのコミュニケーションをコントロールできる企業が、
商品のブランドを、企業価値を上げるのかもしれない。
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